(東京中央社)東京ビッグサイトで26~29日に開かれた世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」で最終日の29日、展示会を盛り上げたブースを来場者の投票で選ぶ「ブースグランプリ」の結果が発表された。台湾観光協会が出展した台湾パビリオンは、一般日来場者の投票で選出される「旅の愛好家ブースグランプリ」で準グランプリに輝いた。準グランプリ受賞は2年連続。
同イベントは日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)が主催。今年は1384の企業、団体が参加した。ブースグランプリは、業界日(26、27日)来場者や関係者の投票で選ぶ「旅のプロが選ぶブースグランプリ」と一般日(28、29日)来場者で選ぶ「旅の愛好家ブースグランプリ」の2部門に分かれ、それぞれ「心を動かす、ワクワクする内容」「印象の変化」「スタッフの接客やホスピタリティー」「ブースデザイン、演出」「持続可能な開発目標(SDGs)への取り組み」の五つのポイントで審査された。
主催者によれば、台湾パビリオンには一般日来場者から「説明がとても丁寧で、地方の魅力が一度に分かった」「ブースの雰囲気が華やかで魅力的」などの意見が寄せられたという。
今年の台湾パビリオンには過去最大の66ブースが出展。旅行会社や航空会社、ホテル、レジャー農場などの他、各地方自治体なども参加した。参加した業者やパフォーマー、スタッフは200人近くに上った。
台湾パビリオンは昨年、旅のプロが選ぶブースグランプリでグランプリ、旅の愛好家ブースグランプリで準グランプリに選ばれていた。交通部観光署(観光庁)東京弁事処の鄭憶萍主任は、昨年に続き賞を獲得できたのは、台湾から参加した全ての人の努力と功労によるものだと話した。