(台北中央社)飲食店の格付け本「ミシュランガイド」の台湾版に、来年新たに2都市が追加されることが分かった。李孟諺(りもうげん)交通部長(交通相)と周永暉(しゅうえいき)交通部観光署長(長官)が2日、明らかにした。どの都市が追加されるかについては具体的な言及を避けた。
台湾ミシュランガイドは2018年に初めて発行された。当初は台北のみを対象としていたが、20年に中部・台中、22年に南部・台南、高雄が対象に追加された。
李氏と周氏はこの日、台北市内で「2024台湾美食展」の開会式に出席。李氏は開幕のあいさつで、ミシュラン側が台湾版にさらに2県市を追加することに同意したと明かした。周氏はその後の報道陣の取材に対し、来年のミシュランガイドで2県市が追加されると説明。一方で、どの県市が追加されるかについては、ミシュランによる審査が行われるまでは公表しないと述べた。
2024年版の掲載店発表会は27日に台北市内で開かれる。