(台北中央社)交通部中央気象署(気象庁)は22日、台風3号が同日午後2時に台湾基準の「軽度台風」から「中度台風」になったと発表した。最新の予想進路によれば、24日午前にも台湾東側の平地が暴風域に入る見込みである他、同日深夜から25日の明け方にかけて北東部・宜蘭県に上陸する可能性がある。台湾本島の北端部から抜けていく見通し。
気象署の官欣平予報官が中央社の取材に対して説明した。予想進路はいまだ不確実であり、継続して観察する必要があると強調した。
気象署によれば台風3号は22日午後2時現在、フィリピンの東の海上を時速4キロで北北西に進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は33メートル、最大瞬間風速は43メートル。