(新北中央社)元宵節(旧暦1月15日)の24日、北部・新北市平渓で天灯(スカイランタン)を一斉に打ち上げる「平渓天灯祭り」(平渓天灯節)の2日目が開かれた。同市と観光協定を結ぶ三重県の関係者が訪問し、双方の交流がより密接になることを願って天灯を夜空に放った。
参加者の祈りが込められた天灯計1350個が9回に分けて放たれた他、竜をかたどったメイン天灯2個などが打ち上げられた。
両自治体は2013年、新北市に三重区がある縁で観光協定を締結。同県観光部の生川哲也副部長ら訪問団がイベントに参加した。生川氏は天灯上げを前に受けたインタビューで、協定が10周年を迎えたことに言及し、両自治体の交流がさらに発展するよう祈りを込めたと述べた。
イベント1日目の17日には、2個の巨大天灯がぶつかり、燃えて落下する事故が起きた。24日は再発防止のため、本来は同時に打ち上げる予定だったメイン天灯2個を順に放つなどの対策が取られた。