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桃園空港のスマートトイレ管理システム、日本のJTAトイレ賞受賞/台湾

2024/02/03 14:15
桃園国際空港でトイレットペーパーの補充をする女性(空港運営会社提供)
桃園国際空港でトイレットペーパーの補充をする女性(空港運営会社提供)

(台北中央社)台湾の空の玄関、桃園国際空港でサービスの向上を目指そうと、使用頻度の高いトイレにその利用状況を知らせるスマート管理システムを設置し、利用者に快適な環境の提供に取り組んでいる。昨年は日本トイレ協会(JTA)が主催する「JTAトイレ賞」未来賞(維持・管理・運営部門)と一般投票賞(同)を受賞するなど、その努力が報われた。

空港運営会社が先月30日の記者会見で明らかにした。同社総務処の謝懐慧処長によれば、同空港でのトイレスマート化に向けた取り組みが2020年から始まった。低消費電力で広域をカバーできる「狭帯域モノのインターネット」(NB-IoT)技術の導入により、トイレの混雑状況や異臭、湿度、トイレットペーパーの残量を検知可能となり、トイレの巡回頻度を従来の20分に1回から10秒に1回に短縮できたという。

同空港には計500カ所余りのトイレがあり、うち73カ所にスマート管理システムを導入。同社は今後も普段は使用率が低いが、ピーク時にニーズが高まるトイレに同システムを設置していく。26年までにその総数を96カ所に増やす方針。

(汪淑芬/編集:荘麗玲)

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