(嘉義中央社)南部・嘉義県の景勝地、阿里山国家森林遊楽区で11日、阿里山フラワーフェスティバルが始まった。イベントを主催する林務局嘉義林区管理処の張岱処長は、ヒカンザクラやオカメザクラ、タカネザクラが満開、ムシャザクラも七分咲きとなっている他、今月下旬にはソメイヨシノも咲き始めるとして来訪を呼びかけている。
遊楽区内の屋外ステージで開かれた記者会見では、ダンサーが春の訪れを表現した踊りを披露。張氏は、今年は森林での癒やしをテーマとして、春は桜、夏は映画、秋は音楽、冬は生態探索に関連したイベントを行うとあいさつした。この日は、午前中だけで約5000人の行楽客が遊楽区を訪れ、花見を楽しんだという。
フラワーフェスは来月10日までの開催。3月13、20、27日には阿里山林業鉄路(阿里山森林鉄道)が蒸気機関車がけん引する特別列車が運行される予定。