現代芸術家、西野達(たつ)さんが台湾で初めて手がけた大型屋外作品が6日、台北市大安区昌隆里の瑠公シュウ公園にお目見えした。1958年の「金門砲戦」で使用された大砲の砲口を花瓶として利用し、温もりあふれる台湾の家庭の客間に溶け込ませた。一見平凡に見える居間に兵器を融合させることで、生活の中に潜む不安や危機感を表現している。展示は来年1月20日まで。(シュウ=土へんに川)
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