(台北中央社)台北市立動物園は6日、同園で飼育していたヒョウ「花郎」が死んだと発表した。18歳。健康状態の悪化を受け、多面的な評価を経て安楽死の措置が取られた。
同園によると、花郎は2023年に扁平上皮に腫瘍ができて手術を受け、右前足の親指を切除した。飼育チームはその後も肝臓や関節を守るケアを続けていたという。
昨年からは体の動きが鈍くなり、検査では多くの骨棘(こっきょく)が見つかった他、退行性関節炎が顕著になり、両前足が徐々に変形しているのが確認された。
園では餌台の高さを低くしたり、草や薬剤を与えたりして花郎の生活環境を整え、生活の質の維持に努めたが、今年2月下旬、歩行に異常が見られ、関節付近の尺骨の骨折も見つかった。さらに腎機能の衰えや貧血などの症状もあった。
再手術が検討されたが、年齢や骨質の状態、術後の回復の見込み、腎機能低下による麻酔のリスクなどを総合的に判断した結果、安楽死処置を決めたという。
花郎は、飼育員や獣医チームのスタッフらに見守られながら、静かに眠りについたとしている。