温暖な気候のため大規模栽培が難しいとされ、ほとんどを輸入に依存しているホップを巡り、東部・花蓮県の農業部(農業省)花蓮区農業改良場が東部・花蓮県に続き、北東部・宜蘭県での試験栽培に成功した。国産ホップを使ったビールの製造に期待が寄せられている。
同改良場では近年、花蓮県の山地や平地でホップの有機栽培を試験的に実施。2024年には宜蘭県大同郷南山村、25年には同郷四季村でも試験栽培を行った。
同改良場によると、南山村や四季村のホップ畑は海抜約1100メートルの傾斜地にあり、夏は涼しく、病害もなく生育状況は良好だという。
ホップは栽培を始めてから3~4カ月たってビールの原料となる毬花(きゅうか)ができる。その後11月から順次休眠に入り、翌年4月ごろから再び成長を始める。
同改良場は宜蘭での栽培管理技術はすでに確立されたと説明。今後栽培の拡大を図り、地元のホップを使ったビールを醸造するとしている。

