(台北中央社)労働部(労働省)が29日発表した職種別賃金調査の最新の統計によると、平均月給が最も高かったのはパイロットで32万3000台湾元(約157万円)だった。一方、管理職の平均月給を業種別にみると、宿泊・飲食業が5万1000元(約25万円)で最も低かった。
調査は昨年8月、工業とサービス業の事業者を対象に実施し、同年7月末現在のフルタイム従業員の人数や同月の平均月給、前年の年間平均給与を調査した。9953社から回答を得た。
職種別平均月給の2位以下は順にアクチュアリー(保険数理人)、医師、プロスポーツ選手、船舶管理人など。年間平均給与はこれらの5業種に加え、電気通信エンジニア、弁護士がいずれも150万元(約730万円)を超えた。
業種別では、管理職の平均月給が最も高いのは金融・保険業の12万元(約58万円)だった。
フルタイム労働者数は工業とサービス業合計で806万5000人で、内訳は工業が338万1000人、サービス業が468万4000人だった。