(台東中央社)東部・台東県政府が宮崎県と熊本県の飲食店18店舗と提携し、赤キヌアや紅ウーロン茶など台東県産の食材を使った創作料理を提供する「台湾台東ごちそうフェア」が12日に始まった。県は各店の特色ある料理を通じて、日本の美食家たちに台東の食材の魅力を味わってほしいとしている。
宮崎市内の飲食店で同日行われたオープニングセレモニーには、台東県の王志輝(おうしき)副県長や宮崎県の佐藤弘之副知事らが出席した。王氏は今後のさらなる協力や、台日の飲食文化が共に発展することに期待を寄せた。
台東県の報道資料によれば、提携各店がそれぞれ工夫を凝らした料理を提供する。このうち宮崎市の飲食業者、コンフォートダイナーが運営する6店舗では、台東の紅ウーロン茶を使ったチャーシューや、台東産アワと赤キヌアを入れた宮崎名物の「レタス巻き」、宮崎産マンゴーと台東産ローゼル(ハイビスカスの一種)を使ったデザートなどが味わえるという。
フェアは4月13日まで。