(東京中央社)東京都千代田区の東京中華学校で6日、10月10日の中華民国国慶日(国家の日)を祝うイベントが開かれた。竜舞や獅子舞などのパフォーマンスが披露された他、ルーローハン(魯肉飯)やソーセージなどの台湾グルメが集結し、会場はにぎわいを見せた。
華僑団体「中華民国留日東京華僑総会」や留学生組織「台湾留日東京同学会」が主催した。今年は国旗の入場に加え、台北市の総統府前で実施される祝賀式典にならって、各参加団体のメンバーが行進して入場した。各団体の入場後には国旗掲揚と国歌斉唱が行われた。
同イベントであいさつした李逸洋(りいつよう)台北駐日経済文化代表処代表(大使に相当)は、海外の華僑が開催する国慶日の祝賀イベントに参加するのは初めてだとし、「非常に感動した」と話した。
会場では歌や踊りのステージやくじ引きなども行われた。台湾と日本の往復航空券が当たる抽選で、会場は盛り上がりの最高潮を迎えた。