(台南中央社)熊本市の花畑広場で先月31日から今月1日にかけて行われた「御嵿台湾祭」で、南部・台南市政府農業局がブースを出店して台南産の農産物や水産物を販売、紹介した。同市の黄偉哲(こういてつ)市長も会場を訪れ、特産品や台南観光を来場客に自らPRした。同局が報道資料で知らせた。
同局のブースでは、市内の業者や農会(農協)、漁会(漁協)が製造する一口カラスミや蜂蜜ブンタン味の飲むゼリー、サバヒー(虱目魚)のでんぶ、ドライマンゴー、ドライミニトマト、茶などが販売された。
黄氏は報道資料で、招待を受けてイベントに参加し、台南の農産物や水産物を熊本の人々に紹介できたとコメント。半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場が開所したことによって周辺地域に与える効果や利益、経済発展にも期待を寄せた。
イベントは経済部(経済省)商業発展署と台湾の飲食業者、トップラスグローバル(御嵿国際)が共同で主催した。30日からの予定だったが、台風10号の影響で初日は中止となった。