(台北中央社)台湾に上陸した台風3号の影響により、25日午前7時までの48時間に計約9億7377万トンの水が台湾全土のダムに流入したことが、経済部(経済省)水利署の統計で分かった。
中部・台中市の徳基ダムには1億5千万トン、一体運用されている南部・嘉義県の曽文ダムと同・台南市の烏山頭ダムには合わせて3億トンの水が流入した。
25日午後4時現在の主なダムの貯水率は、北部の翡翠ダムが75.3%、石門ダムが84.1%、中部の日月潭ダムが99.9%、南部の曽文ダムは92.4%となっている。
水利署北区水資源分署によると、石門ダムの貯水率は23日には50.5%だったという。