(台北中央社)森永製菓は28日、小動物のふんとみられる異物が焼き菓子の「マンナボーロ」に混入した恐れがあるとして、自主回収すると発表した。これを受け衛生福利部(保健省)食品薬物管理署(食薬署)は同日、台湾では6社が同商品を輸入し、賞味期限内のものは約232キロ分あるとして、業者に対して自主的な管理と通報を呼びかけた。
食薬署によると、台湾に輸入された同商品は、賞味期限が2024年6月30日から25年3月31日までとなっている。業者に対し、商品が回収対象のものかやメーカー側から回収に関する情報を受け取っていないかなどを確認するよう求め、食品安全衛生管理法の規定に合致しない場合は、自主的に販売の中止や回収などを行い、市や県に通報するよう呼びかけている。