(花蓮中央社)東部・花蓮県玉里鎮の省道台9線沿いに植えられているマンゴーの木200本近くが、農薬を注入されて瀕死状態にあることが22日までに分かった。警察はすでに容疑者を特定し、追跡を続けている。
花蓮県警察局玉里分局三民派出所に先日、「台9線沿線で複数のマンゴーの木が何者かによって穴を開けられた後に農薬を盛られ、弱っている」との通報が入った。同鎮内の台9線一部区間の沿線には400本余りのマンゴーが植えられているが、道路拡張工事に当たり、道路両脇のマンゴーは別の場所に移転されるところだった。
同鎮三民里の里長(町内会長)によれば、被害に遭ったマンゴーはいずれも樹齢40年以上だという。
玉里分局は、拡張工事の影響で現場を撮影した監視カメラの映像はなかったものの、付近に設置された監視カメラの映像で容疑者を洗い出したとしている。