(台中中央社)中部・台中市で17日、市内に住む男性が誤ってダイヤモンドをトイレに流すトラブルがあった。相談を受けた台中市政府環境保護局が排水処理装置の腐敗槽の水を抜くなどして捜索に協力し、ダイヤモンドは無事見つかった。
同局の陳宏益局長によると、男性はダイヤモンドを磨いていた際、誤って便器の中に落とし、焦って水を流してしまったという。ダイヤモンドは下水管に引っかかることはなく、腐敗槽に流れた。
同局は特別に協力し、腐敗槽の水を2トン抜いて探しやすくした。男性は懐中電灯の光で腐敗槽の底を照らし、光ったダイヤモンドを網ですくい上げた。
男性は捜索後、関係者らに対し男性の妻には知られないようにしてほしいと念を押したという。
23日に市政府で開かれた会議に出席した陳氏は、旧正月(今年は2月10日)前の大掃除シーズンには、市民らが不要な大型家具に現金などを置き忘れ、市の収集後に捜索を依頼してくるケースがあると指摘。処分する際には貴重品が残っていないか確認するよう呼びかけた。