(新北中央社)20日午後1時11分ごろ、北部・新北市板橋区のビルからクーラーが落下し、人がけがをしたと通報があった。新北市政府警察局や消防局などによると、ビルの17階で取り付け作業中の窓用クーラーが落下し、地上で直撃を受けた女性1人が病院に搬送されたが死亡した。
市警によると、亡くなったのはバス停付近でバスを待っていたとみられる21歳の女性。落下したクーラーの重さは約30キロあった。
現場近くにある不動産会社の従業員はメディアの取材に、重い物が落ちる大きな音がして外を見るとクーラーが落ちていて、女性が横たわっており、頭から血を流していたと話した。また直後に休暇中の看護師とみられる人が通りかかり、応急処置を施すなどしていたと語った。
市警はクーラーを取り付けていた作業員から事情を聞くなどして、落下の原因を調べている。
現場は台北メトロ(MRT)板南線新埔駅2番出口近くにあるバス停付近。