(台北中央社)台湾が自主建造する沱江(だこう)級コルベット艦は、第2陣5隻の建造が進んでいる。情報筋は、1隻目の命名・進水式が2日に行われ、「丹江」と名付けられたと明かした。
対空・対艦攻撃能力を備えることから「空母キラー」の呼び名を持つ沱江級コルベット艦。試作艦の「沱江」は2015年に就役した。量産第1陣の6隻も24年までに海軍に引き渡され、すでに就役している。
情報筋によれば、丹江は2月に造船所を出て、関連装備や武器の搭載、各種試験が行われている。造船会社から海軍への引き渡しは来年になる見通し。
量産第1陣には対艦ミサイル「雄風2」8基と超音速対艦ミサイル「雄風3」4基が実装されているのに対し、第2陣には「雄風2」4基と「雄風3」8基を搭載し、実戦でのニーズに備える。