(台北中央社)教育部(教育省)は5日、公立学校での中国企業製情報通信製品の調達と使用を禁止すると明らかにした。卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)は3日、情報セキュリティー上でのリスクが懸念される中国新興企業ディープシークが開発した生成AI(人工知能)の公的機関での使用を全面的に禁止すると発表していた。
教育部によれば、調達・使用を禁止する情報通信製品にはソフトウエアやハードウエア、サービスが含まれる。
教育部はディープシークのAIに対する各界での議論を受け、公立の各大学に対してAI使用に関する規定を改めて通知するとした。