(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は3日、台北市内で行われた、中国でビジネスを営む人らを対象とした旧暦新年の集会に出席し、両岸(台湾と中国)は互いに隷属しないことを堅持すると述べた。また、対等かつ尊厳を持ち、前提条件を設けなければ、台湾は中国との健康的で秩序ある交流を心から歓迎すると強調した。
頼氏はあいさつで、総統として三つの使命があるとし、一つ目は国家の生存と発展を維持することだと言及。蔡英文(さいえいぶん)前総統が総統時代に主張した、両岸が互いに隷属しないことや自由で民主的な憲政体制の永続的な保持などを堅持するとした「四つの堅持」を継続する考えを改めて示した。
使命の二つ目は全国民の生命や財産の安全の保護、三つ目は2300万の台湾の人々の生活に気を配ることだと語った。