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頼総統、米新政権との協力に期待 ペンス前副大統領と面会/台湾

2025/01/17 21:14
ペンス前米副大統領(左)と握手を交わす頼清徳総統=2025年1月17日、台北市(総統府提供)
ペンス前米副大統領(左)と握手を交わす頼清徳総統=2025年1月17日、台北市(総統府提供)

(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は17日午後、台湾を訪問中のマイク・ペンス前米副大統領と台北市の総統府で面会した。20日にトランプ新政権が発足するのを念頭に「米国の新政権、議会と手を携え、貿易や産業などの分野で双方の交流を促していきたい」と期待を寄せた。

頼総統は、台湾への武器供与の常態化などを挙げ、ペンス氏が副大統領を務めたトランプ政権の1期目(2017~21年)に台米関係は「かつてない高みに到達した」としてペンス氏の台湾への強い支持に感謝を示した。

中国やロシア、北朝鮮などの権威主義国家が合流しつつある現状にも触れ、民主主義国家が協力を強化しなければならないと訴えた。また台米間のパートナー関係がより強固になり、世界の平和と安定を維持する力がより大きくなることを信じていると述べた。

これに対し、初めての台湾訪問は「光栄」だとするペンス氏は、今後も強靱(きょうじん)な米台関係のために声を上げ続け、双方や自由主義世界の安全と利益を守っていくと応じた。

総統府によると、蕭美琴(しょうびきん)副総統は同日夕、台北賓館で宴会を開き、ペンス氏一行をもてなした。

(温貴香/編集:羅友辰)

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