(台北中央社)マイク・ペンス米前副大統領が16日、台湾を訪問したと米メディアが関係者の話として報じた。外交部(外務省)は17日、中央社の取材に対し、ペンス氏が訪台によって台湾の人々への支持を示したことに歓迎を表明した。
米政治メディア、ザ・ヒルは16日、ペンス氏が同日、台湾に到着し、滞在中に頼清徳(らいせいとく)総統や蕭美琴(しょうびきん)副総統と面会する予定だと伝えた。17日にはテクノロジー産業の幹部と面会した後、台湾高速鉄道(高鉄)で台北に移動し、別のイベントに参加する。夜には台北賓館で開かれる夕食会に出席するという。
外交部はペンス氏の訪台について、民間の招待によるものだとし、個人的な性質であり、アジア太平洋訪問の一環だと説明。外交部として、各界の友人の来訪を一貫して歓迎しているとし、ペンス氏が訪台によって台湾の人々への支持を示したことに歓迎を表するとした。