(台北中央社)ロシア政府は20日、「ロシアと価値観が敵対する国・地域」のリストを公表し、台湾もこの中に含まれた。外交部(外務省)は22日、中央社に対し、中華民国台湾は理念の近い国と共にロシアの侵略行為を批判すると述べた。その上で、平和を愛する民主主義のパートナーと引き続き、権威主義と侵略行為に対抗するウクライナを支持していく姿勢を強調した。
ロシアは20日、「ロシアの伝統的な精神および道徳的価値観に反する破壊的な新自由主義的イデオロギー」を押し付ける政策を推進しているとして47カ国・地域のリストを発表した。台湾はロシア語で「台湾(中国)」と表記された。アジアでは台湾以外に、日本、韓国、シンガポールも含まれた。
外交部は、ロシアによるウクライナ侵攻開始から3年近くになるとし、地域と世界の安定と安全を著しく損なっていると非難した。