(台北中央社)20日の中華民国(台湾)第16代総統・副総統就任式を前に、外交部(外務省)は17日、同式典や関連行事に参加する海外からの来賓は計51団体508人に上ると発表した。台湾と外交関係を持つ国からの12団体も中に含まれる。
12団体のうち大統領・首相が団長を務めるのは8団体、副首相・外相や特使が率いるのは2団体ずつとなっている。大統領・首相を団長とする訪問団を派遣するのはアフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)、太平洋の島国マーシャル諸島、同パラオ、同ツバル、南米パラグアイ、中米ベリーズ、カリブ海の島国セントルシア、同セントビンセント・グレナディーンの8カ国。
台湾と国交を持たない友好国については、日米や欧州議会、カナダ、英国、シンガポール、韓国、オーストラリアなどから代表団や国会議員らが来訪する。
同部によれば、今年1月13日に投開票の総統選の結果が判明してから就任式が開催される前に、計22団体179人が頼清徳(らいせいとく)次期総統に祝意を伝えるため訪台した。