(花蓮中央社)魏嘉彦(ぎかげん)花蓮市長は10日、訪台した蝦名大也釧路市長らと面会した。新型コロナウイルス後の時代において各国の国境開放が続く中、両市を結ぶチャーター便の運航が早期に実現できればと語った。
両市は昨年8月末に友好交流協定を締結。当時の花蓮市長は魏市長の兄の嘉賢(かけん)氏だった。魏市長はこれに言及した上で、日本の友好都市がまた1つ増えたと喜びを示し、チャーター便の運航を通じてより深い交流ができることに期待を寄せた。
蝦名市長は、両市には自然環境への配慮や文化背景など多くの共通点があると指摘。今回の訪問が友好関係の始まりとなり、今後の交流深化を願う考えを示した。
釧路市動物園は2011年、タンチョウのつがいを台北市立動物園に無償貸与しており、昨年にはひなが誕生した。蝦名市長は11日と12日、台北市立動物園を訪問する。