(台北中央社)中央感染症指揮センターは31日、一部地域から到着した旅客を対象に実施していた空港での新型コロナウイルスの迅速PCR検査を来月1日から一時停止すると発表した。全ての入国者は入国時に唾液の検体採取を済ませれば、検査結果を待つことなく空港を離れることができるようになる。
台湾では昨年7月から入国者全員に対し、入国時にPCR検査のための検体採取を実施。今年1月11日からはオミクロン株の流入防止のため、一部の便の旅客を対象に到着後の迅速PCR検査を行っていた。現時点では欧州、中東、韓国、東南アジア、インドから到着した便が対象となっている。到着後迅速PCR検査の対象者は、結果が出るまで空港で待機する必要があった。
(編集:名切千絵)