(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は13日、中華民国陸軍の下士官を養成する陸軍専科学校(桃園市)の創立65周年記念式典にビデオメッセージを寄せ、学生にエールを送った。
蔡総統は、同校で育成された下士官は国軍の部隊において非常に重要な役割を果たしていると言及。各地の駐屯地を視察に訪れた際、最もよく目にするのは下士官が兵士を率いて武器や装備を操作し、任務を遂行する光景だと述べ、下士官の優秀さを称賛した。
その上で学生に対し「みなさんも将来、先輩たちのように重要な責任を背負うことになる」と語りかけ、「下士官として『ついて来い』の戦士の精神を持ち、士官を助けて兵士を指導し、一緒に各種の挑戦と任務を達成してほしい」と鼓舞。国家の安全を守り、国軍が進歩を続ける原動力になることを願った。