台湾原住民族の日 蔡総統、五輪選手の活躍称賛も「固定観念」超越に期待

2021/08/01 17:37
蔡総統のフェイスブックページより
蔡総統のフェイスブックページより

(台北中央社)台湾原住民(先住民)族の日に当たる1日、蔡英文(さいえいぶん)総統は、東京五輪での台湾原住民選手の活躍をたたえつつ、台湾原住民族はスポーツだけではなく、各界に優秀な人材を輩出しているとし、固定観念にとどまらず、各民族や集落の歴史、文化も理解しようと呼び掛けた。

原住民族委員会はこの日、記念式典を開催。開会に際し、東京五輪に出場した重量挙げ女子の郭婞淳さん(アミ族、59キロ級金メダル)や柔道男子の楊勇緯さん(パイワン族、60キロ級銀メダル)らが祝福のビデオメッセージに登場した。

蔡総統も式典にビデオメッセージを寄せたほか、フェイスブックも更新。教育者や軍、産業界、医療従事者などにも優秀な台湾原住民がいることに触れ、「原住民の勇士」や「スポーツが得意」のような単純なラベリングにとどまるのではなく、多様な交流や理解を促進していこうと訴えた。

先住民の呼び方を巡っては、1994年8月1日公布の憲法改正条項により、差別的な意味を持つ「山胞(山地同胞)」から「原住民」に改称された。記念日の制定はこれに由来する。

(張雄風、葉素萍/編集:楊千慧)

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