行政院農業委員会漁業署の沙志一署長(=写真)は中央社の単独インタビューに応じ、4月10日に署名された日本との漁業取り決めにおける交渉の内幕を語った。協定では、釣魚台(日本名:尖閣諸島)領有権に起因し主張が重なっていた排他的経済水域・EEZのうち、北緯27度以南から先島諸島北側までを共同水域とした。釣魚台12カイリ(領海)は対象外で、台日は主権問題を棚上げにすることで難しい交渉に決着をつけた。
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