多くの鳥類が生息する南部・嘉義県布袋鎮の湿地に、竹製の柵が設置された。コアジサシなど繁殖を行う鳥類が野良犬に襲われないよう、県政府の委託を受けた中原大学の講師や地域住民らが手掛けた。
嘉義県政府農業処によると、コアジサシは毎年4月ごろに南半球から繁殖のために飛来し、9月ごろに順次台湾を離れる。海洋委員会海洋保育署の調査によれば2023年には台湾全土で3185羽が観測され、うち布袋では700羽余りが確認されたという。
農業処畜産保育科の石蕙菱科長は、繁殖期に野良犬が進入し、巣を壊して幼鳥が死ぬ被害が指摘されたことから、生息地の改善プロジェクトを進めたと語った。
竹柵は環状に設置され、鳥類の移動を妨げずに犬の出入りができないよう設計されている。また鳥類が待避できる空間も確保したという。また生態系の保全は全ての人が取り組む必要があるとし、自然環境を守るよう呼びかけた。
