北部・新北市板橋区の湿地帯、湳仔溝に珍鳥、カルガモが2年連続で飛来したことが分かった。同市政府水利局は湳仔溝の環境整備が成功を収めたことの表れだとアピールした。9日、報道資料で伝えた。
同局の宋徳仁局長は、カルガモは水生植物が豊富な環境を好んで生息するが、かつての湳仔溝は汚くて悪臭が漂う場所だったと言及。同局が2007年から3段階に分けて行った改良工事を経て、水がきれいになっただけでなく、長らく消えていた生態系豊かな自然を取り戻すことができたと、取り組みの成果を強調した。
昨年に続き、同地では今月8日にもカルガモの群れが近くの橋の下に姿を見せたのが確認された。ときには水中につちばしを突っ込み採食し、ときには翼を広げて舞い上がったという。
台北市野鳥学会の陳仕泓総幹事によれば、体長約50~60センチのカルガモは水生植物や甲殻類、昆虫などを食べる雑食性の水鳥。これまでは冬鳥だったが、留鳥または夏鳥になりつつあるとし、湳仔溝での繁殖に成功できればと期待を寄せた。
