ロケット花火祭りの開催地として知られる南部・台南市塩水区で来月7日、「月津ランタンフェスティバル」(月津港灯節)が始まる。これに先立って、塩水の路地4カ所を散策しながら、それぞれの路地の特色に合わせて作られたオリジナル曲が楽しめるイベントが行われている。
イベントは「月之美術館―漫月美行動」と題され、「町全体が美術館そのもの」をコンセプトに掲げている。これまでは視覚芸術や静止した芸術作品を中心としていたが、今回は初の試みとして、歴史のある塩水の町や文化的空間に呼応した4曲の創作曲が作られた。
キュレーターの陳禹廷さんは中央社の取材に対し、展示空間と日常生活の場がほぼ重なっているため、サラウンド音楽を流すことができず、その代わりに、展示キャプションのQRコードを読み取ることによって、スマホで聞いたり、決まった場所から懐かしのカセットテーププレーヤーなどを借りて、楽曲を聞きながら路地を散策し、アートを楽しむことができると説明した。
同市政府文化局のデータによれば、4カ所の路地は、それぞれ漁師が魚を販売する際の通る道「魚鱗巷」、商店が集まる「連成巷」、宗教施設「修徳拝亭」が残る場所、宗教施設「王爺廟」にちなんだ「王爺廟巷」。
イベントは3月8日まで。