中部・苗栗県苑裡鎮の水田に、恐竜など米のSFアクション映画「ジュラシック・ワールド」シリーズの最新作をイメージした図案が出現し、まるで巨大な映画看板のようだ。
同鎮農会(農協)が米の映画製作・配給会社ユニバーサル・ピクチャーズとコラボレーションし、約5カ月の制作期間を経て完成させた。田んぼには同映画シリーズの新章となる「ジュラシック・ワールド/復活の大地」のロゴや恐竜などの絵が描かれており、面積は約2700平方メートルに達する。
同農会は、苑裡鎮は「苗栗県の米どころ」の異名を持つと言及。農地を活用した田んぼアートの推進は20年以上の歴史を持ち、これまでは色の異なる稲で干支シリーズや台湾固有種のタイワンヤマネコなどの絵を描いてきたと説明した。
また、会場には展望台が設けられており、一般公開の期間中に足を運び、稲が風に揺れる雄大な風景を見に来るよう呼びかけている。一般公開は7月13日まで。