広島県広島市議会の複数の議員らは16日、中部・台中市政府で盧秀燕(ろしゅうえん)市長や黄国栄(こうこくえい)副市長と面会し、核兵器のない平和な世界の実現に向けた平和首長会議への台中市の加盟を働きかけた。黄副市長は、広島の平和的なイニシアチブを支持するとした上で、今後広島と緊密な交流や協力関係を築くことを楽しみにしていると語った。
黄副市長は、台中と広島の関係について、精密機械や観光、芸術文化、スポーツなどの分野で多くの共通点があるとし、今後も引き続き双方の交流を深めたいと語った。
また広島市側からは将来的な姉妹都市を目指した都市間関係の強化と協力意向が示され、黄副市長は多様な交流推進からの締結を楽しみにしていると述べた。
(編集:齊藤啓介)