台北市立動物園は15日、同園で誕生したタイワンヤマネコの赤ちゃん2匹の名前について、家族とのつながりを示し、2匹を祝福しようと、母親「春捲」の名前にちなんで、「捲心蛋」と「捲心糕」にそれぞれ命名したと発表した。
2匹はいずれも雌で、3月22日に生まれた。2匹に名前を付けようと、同園は7日、フェイスブックを通じて赤ちゃんの名前を募集。「いいね!」数を獲得した上位2組の名前が、同園などが提供した名前の候補「捲心蛋」「捲心糕」「捲毛」「捲尾」などと一緒に、赤ちゃんの名前の最終候補にリストアップされると説明した。
「捲心蛋」と「捲心糕」は生後4カ月を過ぎると、野生復帰に向けて訓練を受け始める。同園は2匹がすくすく成長し、獲物を捕まえる力を身につけ、自然復帰後は、生息域内の個体数増加に貢献できるよう期待を寄せた。