台湾・澎湖県の移動図書館 初めて刑務所で開館 「人生の方向性を考えて」澎湖県政府文化局が2018年から運行する移動図書館が7日、初めて県内の刑務所・澎湖監獄で開館した。澎湖監獄の曽至勲典獄長(刑務所長に相当)は、受刑者に読書を通じて社会の関心と温かさを感じてもらうとともに、人生の方向性を考えてもらい、早期の社会復帰につなげたいとしている。
文化局の陳鈺雲局長は、現在受刑者200人が利用カードを申請しているとした上で、より多くの申請を期待するとした。
文化局によれば、移動図書館には1500冊以上の本が積まれ、今後澎湖監獄では奇数週の金曜日に開館するという。
(編集:齊藤啓介)