俳優のバービィー・スー(徐熙媛、大S)さんがインフルエンザに感染し、肺炎を併発して亡くなったのを受け、台湾でインフルエンザワクチンの接種を希望する人が急増している。5日には北部・新北市政府衛生局の板橋衛生所(保健所)前に長い行列ができた。
同局疾病管制科の王美華科長は中央社の電話取材に、4日には市内で通常の2倍に当たる約1万2000回分のワクチンが接種されたと説明した。
中部・苗栗県の衛生所では近隣の県や市から接種に来た人もいた。またスーさんの死去を受けて驚き、生まれて初めてインフルエンザワクチンを打つと語った男性もいた。