ロケット花火や爆竹などを乱射して無病息災を祈る南部・台南市の奇祭「塩水ロケット花火祭り」(塩水蜂炮)が、11日から12日にかけて行われる。祭りを催す塩水武廟の前で4日に行われた記者会見では、黄偉哲(こういてつ)市長が祭りをPRした他、市消防局が参加する際の安全な服装を紹介した。
消防局は、全身をぴったりと覆うものが大原則だと説明。フルフェイス式のヘルメットをかぶり、綿のタオルで首を保護し、マスクを着けて呼吸器を守るよう呼びかけた。さらに、綿またはジーンズの上着と長ズボン、手袋、靴下、運動靴などを身に着け、やけどやケガを防ぐようにとした。
黄市長は台湾でインフルエンザが流行していることに触れ、ワクチン接種を呼びかけるとともに、祭りが疫病を追い払ってくれることにも期待していると述べた。