26日夜から台湾に今季初の寒波が襲来し、27日から29日にかけて厳しい寒さとなりそうだ。東部・台東県の台東区農業改良場では、農作物の防寒対策を呼びかけている。
中央気象署(気象庁)によると、中部以北、北東部、東部では最低気温が10度以下になる恐れがあるという。同改良場では稲の苗には不織布やビニールのカバーをかけ、バンレイシには果実にひびが入ることを防ぐために果実を袋で覆ったり、果樹園の風上に防護ネットを設置したりするよう呼びかけた。
(盧太城/編集:齊藤啓介)