元宵節(今年は2月12日)の風物詩、新北ランタンフェスティバル(新北灯会)が来月1日に開かれるのを前に、同市は10日、開幕初日に配布されるミニランタンのデザインを公開した。先着3000人にプレゼントされる。
今年の干支(えと)「巳・ヘビ」にちなみ、ミニランタンは「蛇灯精霊」と名付けられた。同市と台北市では今年5月に、世界規模の国際総合競技大会、ワールドマスターズゲームズ(双北世界壮年運動会)が開催されることから、ランタンには大会の実施競技を示す図案も見られる。
元宵節の雰囲気を感じてもらおうと、招き猫をコンセプトにした特別版のミニランタン「蛇奇宝貝」も用意された。手を振る招き猫を模して、人々の好運を祈る気持ちを込めて蛇の体の部分に動く機能がついているという。
同市政府民政局によれば、「蛇灯精霊」は1日、会場で配布される他、2月7日からは各区公所(役所)でもらえる。「蛇奇宝貝」については何かのPRイベントの景品として贈られるとか。
新北灯会は市内を流れる淡水河と基隆河の合流地点にある新北大都会公園で来月16日まで行われる。