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嘉義県、空き地の緑化を推進 県長が「日本の町並みのよう」と絶賛する場所も

2024/12/10 12:42
嘉義県民雄郷にある鴨母坔緑と水の回廊=2024年12月9日、中央社記者蔡智明撮影
嘉義県民雄郷にある鴨母坔緑と水の回廊=2024年12月9日、中央社記者蔡智明撮影

土地の有効活用を図り、南部・嘉義県では空き地の緑化に取り組んでいる。11月には民雄郷で第2期「鴨母坔緑と水の回廊」関連工事が終了し、9日に視察に訪れた同県の翁章梁(おうしょうりょう)県長は「まるで日本の町並みを歩いているようだ」と絶賛し来訪を呼びかけた。

緑化工事は内政部(内務省)営建署からの補助金などで実施され、第1期は2022年10月に竣工し、第2期は今年11月に竣工検査が終了した。計7800万台湾元(約3億6300万円)の工事費が投じられた。

同県政府建設処によれば、鴨母坔緑と水の回廊は全長約2キロのハイキングコースと8ヘクタールに及ぶ公共の広場からなり、付近の住民約2万人のレジャー活動や環境教育用スペースとして提供されるという。

同県は、県民や他所からの行楽客に快適な憩いの場を提供できるよう、今後も必要に応じて県の予算で未利用の空き地の整備や地元の特色ある公園を障害者や健常者も安心して遊べる「インクルーシブ公園」に変えていく方針。

(蔡智明/編集:荘麗玲)

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