北部・新北市政府捷運工程局は15日、市内を走る淡海ライトレール(LRT、軽軌)の淡金北新―新市一路間の制限速度を時速10キロから同60キロに引き上げたと発表した。全区間の往復にかかる所要時間が2分短縮される。
淡金北新―新市一路間は1駅の高架区間。駅間の運転速度が遅すぎるとして6月末にハード・ソフト面の調整を行い、時速10キロの制限を解除した。また安全面を考慮し、転換鎖錠装置を設置し、先月下旬に列車の運行試験を完了させた。同局は、15日から徐々に時速を60キロまで上げていくとしている。
(高華謙/編集:名切千絵)