農業部(農業省)林業・自然保育署嘉義分署は13日、南部・嘉義県の景勝地、阿里山の紅葉について、見頃となる時期は例年の11月中旬より遅く、11月下旬か12月上旬になるとの見込みを発表した。
例年ではすでにカエデの葉が赤くなり始める時期だが、今年はまだ青々としている。同分署の関係者によると、阿里山林業鉄路沼平駅に近い慈雲寺前のギンナンは緑から黄色に変わったという。
同署阿里山林業鉄路・文化資産管理処では12月3日~24日の毎週火曜日に紅葉観賞特別列車を運行するとして、利用を呼びかけている。
(蔡智明/編集:齊藤啓介)