南部・嘉義県梅山郷太興村で16日午後、渡り鳥のアマサギが群れをなして山の谷間を飛ぶ光景が見られた。無数のアマサギが連なるようにして飛ぶ姿は、まるで白い竜が飛んでいるかのようだ。
アマサギは毎年8月下旬から10月中旬にかけて北から南に渡りをする際に、同村に飛来する。この時期には多くの野鳥ファンがバズーカカメラを手に同村に詰めかける。生態カメラマンの蘇家弘さんによれば、この日現れたアマサギは目測で7000羽以上。
県文化観光局の担当者によると、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月17日)前後に最も多くの個体が同村に飛来するという。