南部・屏東県政府は7日、同県の大鵬湾からカヤックで離島・小琉球を目指すイベントを開催し、子どもから大人まで108人が参加した。この日は波が高く、制限時間以内にたどり着いた成功者は約50人にとどまった。
中学2年生の娘と参加して小琉球までたどり着いた小学校教師の鄭皓之さんは、これまでにも同区間をカヤックで漕いだことがあるが、こんなに辛かったことはなかったとコメント。娘とのタッグと体力で乗り切ることができたと話した。娘の劉琇綺さんは成功して大きな達成感があり、チームワークの精神も学んだと語った。
県によれば16人が船酔いのため途中でリタイア。予定時間までにゴールできなかった39人は海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の船に載せられ、小琉球まで移送されたという。