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標高2500メートル級の集落で降ひょう 畑80ヘクタールに被害 台湾・南投

2024/06/27 18:54
ひょうによる被害を受けた畑=南投県政府提供
ひょうによる被害を受けた畑=南投県政府提供

中部・南投県仁愛郷の標高約2500メートル地帯に位置する華岡集落で26日午後、一時ひょうが降った。同県農業処は27日、これまでの調べでキャベツやホウレンソウ、ニンニクなどの畑約80ヘクタールに被害があったと発表した。

畑の野菜は、間もなく収穫を迎えるものだったといい、農民は数カ月にわたって心血を注いで育てた野菜が「たった10分で天に持っていかれてしまった」と嘆いた。

県農業処の蘇瑞祥処長は中央社の取材に対し、今後農業部(農業省)関係機関や郷公所(役場)と正式な調査を進めると説明。被害面積や内容が確定してまとまり次第、同部からの援助獲得を目指して働きかけると話した。

(蕭博陽/編集:田中宏樹)

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