(台北中央社)卓球WTTのシンガポール・スマッシュは8日、男子ダブルス決勝が行われ、台湾の林昀儒、高承睿組が、中国の王楚欽、林詩棟組に0-3のストレートで敗れ、準優勝となった。WTTの男子ダブルスに出場した台湾代表としては過去最高の成績となる。
林昀儒と高承睿はいずれも2024年のパリ五輪で男子団体などに出場していたが、ペアを組むのは今回が初めて。大会前の練習回数は多くなかったものの、試合を通じて息を合わせ、6日の準々決勝では日本の戸上隼輔、篠塚大登組(世界ランキング2位)を3-1で、7日の準決勝ではフランスのペア(同5位)を3-1で破るなどの快進撃を見せた。
だが決勝では第1ゲームで2-11、続く第2ゲームで4-11と相手に得点を許して苦戦。第3ゲームでは一時10-8でリードするも、その後逆転され11-13で優勝を逃した。