(台北中央社)台湾では7日、上空に強い寒気が流れ込んだ。中央気象署(気象庁)は、夜が更けるにつれ気温が下がり、中部以北や北東部の宜蘭などでは、気温が8~10度まで下がる恐れがあるとして、注意を呼びかけている。
8日から10日早朝には寒波の影響により各地で厳しい寒さとなる見込み。気象署は、南部・屏東県と台湾海峡の澎湖県以外に低温特報を出し、警戒を求めている。
また北部・桃園以北と東台湾では所により一時雨の予報。北部・新竹、中部・苗栗、中部と南部の山地では雨がぱらつく恐れがある。
気象署の曽昭誠予報官は、寒さは10日の日中に弱まり、気温が上昇するとしながらも、12日には前線が南下し、その後北東からの季節風が強まることから、北部や宜蘭では最高気温が18~20度程度になるとした。