(台北中央社)台北市労働局は6日、「すき家」や「はま寿司」などを展開するゼンショーホールディングスの台湾現地法人、台湾善商に対し、労働基準法違反で90万台湾元(約417万円)の過料を科したと発表した。これまで複数回にわたり規定の上限を超えて従業員に時間外勤務をさせた他、休憩時間の規定にも違反したという。
同局は昨年12月分の労働基準法違反リストを公表した。106社が処分を受け、台湾善商に科した過料の金額は2番目に高かった。
台湾善商は台湾全土ですき家を75店舗(2024年11月1日現在)、はま寿司を8店舗運営している。